岐阜県内でも新型コロナウイルスの患者様が増加傾向にあります。
当院では以下のような感染対策を行っております。
・スタッフのマスク・手洗い・アルコール消毒の徹底
・定期的なクリニック全体の換気および待合室の清掃と消毒
・空気清浄器の導入
・患者様および付き添いの方のアルコール消毒および検温のお願い
・感染および非感染待合の区分けおよび隔離室の活用
・Web予約およびWeb問診の活用による、クリニック内での待ち時間の短縮
当院の院長は開院前まで地域の中核病院に勤務しており、コロナ対策チームに所属していた期間があったため、成人のみならず小児のコロナウイルス患者の入院管理の経験があります。小児においては無症状もしくは軽微な感冒症状（咳嗽・鼻汁）を認める程度であることが大半であり、高熱が持続したり肺炎像を呈することは極めてまれです。実際十数名の小児コロナウイルス患者を診させていただいた中で、高熱が出た児はわずか一名のみでした。また、ほとんどの症例が家族内感染であり、ご両親からお子様へ感染したケースが大半を占めていました。
以上のことから、感染非感染の区分けはしっかりと行いますが、無症状や軽微な症状の方が多い小児のコロナウイルス感染においては、近い環境に濃厚接触者や感染者がいなかったかどうかの問診が最も重要であると考えます。その点で、来院前のWeb問診の活用および正確な問診の記入にご協力いただけると幸いです。疑いのある方は当院より事前にご連絡させていただき、車内での待機もしくは隔離室への案内をさせていただきます。